顎関節症の症状:かみ合わせの変化

 顎関節は,上下の顎の3次元的な位置関係に影響をあたえます.したがって,顎関節症などによって一時的にかみ合わせの位置が変化したり,顎関節症の長期的な影響によって顎関節を構成する骨の形態が変化し,かみ合わせが変化することがあります.

 逆に,親知らずの萌出や虫歯治療の詰め物(インレーやクラウンなど)によってかみ合わせが変化し,かみ合わせの変化と顎関節症が発症する場合があります.

 これらの変化は,非常に微妙な変化で,専門でない方が肉眼ではっきりとわかるほどの変化ではありません.また,かみ合わせの変化も一時的には気になるものの,時間が経つことでかみ合わせになれてしまい,気にならなくなる場合も非常に多いようです.

 また,実際にかみ合わせは変化してなくても,顎関節症の影響により咬むための筋肉の動きが変化し,咬むときの脳に伝わる感覚が変化し,結果的に患者さんには「かみ合わせが変わった」と感じることもあるようです.

 このように,かみ合わせは顎関節症の全ての原因ではないものの,非常に関連性の高いものであることは間違いないと言えるでしょう.

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